12/05の日記
07：32
第十九回 ストーム&雄二
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「よっす。ストームだ」
『なんだその軽いノリは……。坂本雄二だ』
「いやいや、気にしてはキリがないぞ？」
『自覚しているのか……』
「そりゃしているさ。じゃなけりゃこれは保てんぞ？」
『保たなくていいだろ。まあ俺は素でバカなやつがいるからな。気持ちはわからんでもないな』
「ほう？それは俺の周りの人間の気持ちのことか？」
『もちろんだ。なにか問題でもあるか？』
「ないな。全くない」
『そこは否定しろよ……』
「してもいいのか？ならするぞ？」
『するならとっととしてくれ』
「それじゃあするぞ？いいか？」
『……そこまで言ってるということは特になにもないんだな？』
「よく気づいたな！その通り、俺には言い訳というものが全くない!!」
『言い切るなよ!?そこは人としてだな……』
「人としての基準はなんだ？」
『いや、俺は知らん』
「それなら意味ないではないか」
『……そうだな』
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