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□vs6年
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『さて、遂にこの日か』
『ね〜。楽しみだなぁ〜』
つい三日ほど前に、架南と紗依が5年と戦った
そして今日は、6年との実技授業
場所は5年と戦った所ではなく、裏山
その場所で対峙する6年のメンバー
皆実技の授業を楽しみにしている
「この授業が終わるまでに2人を捕らえろ。多少は手荒で構わない」
先生の指示に、不適な笑みを浮かべる者が数人
「お前らと戦うのは初めてだよな」
『そうだね〜』
「手加減はいるか?? いらないよな!!」
「手加減するつもりなんざ、最初からねぇよ」
『文次郎阿呆だから、手加減の仕方分かんないんでしょ』
「ほう、架南。上手い事を言うな」
「……始めないのか…?」
何故か自然に言い合いに発展していた
それを、冷静な長次が止める
それを見て、先生は開始の笛を吹いた
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