お題
□世界はいとも簡単に
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「ああ、綺麗だ」
「なー、勘ちゃん…。勉強教えて…」
「ハチ、またヤバイの??」
「ハチには一生無理だろ」
兵助、ハチ、勘ちゃん、三郎
兵助は携帯の待受(豆腐)を見てるから話は噛み合ってないけど…
毎日皆で学校から帰る、この日常が僕は大好き
ハチは再来週から始まる中間テストがヤバいみたい
毎回ヤバいヤバい言ってるけど、今回はいつもより対策が早め
いつもギリギリになってから兵助や勘ちゃんなに泣きつくから…
僕は僕で、それほど余裕はないのだけれど…
「雷蔵、聞いてたか？」
「え!? ごめん、聞いてなかった…」
三郎に顔を除き込まれ、びっくりした
一人で色々考えていたみたい
「まだテストまでは日があるけど、今日皆で勉強しないかって」
「ほんと!? 助かるよー」
僕も一部自信ないから、優秀な兵助と勘ちゃんに教えて欲しい
だから頷くと、
「んじゃ、今すぐ雷蔵の家な!!」
「あ、僕の家なの!?」
ハチの話に驚き声を上げると、皆当然と言う顔をしていた
「だって、いつも皆で集まる時は雷蔵の家だろ」
さっきまで携帯の待受を見ていた兵助
流石に今は携帯はしまっているけど
そんな流れで、僕の家に行く事になった
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