07/07の日記

19:23
七夕
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<七夕伝説>
 七夕の星祭りの天界に繰り広げられる物語は、中国に古くから伝わっている伝説です。

むかし、天の帝に織女(しょくじょ)という一人の美しい娘がおりました。
技芸にすぐれ、毎日、機(はた)を織って暮らしていました。

そのうち、農耕に一生懸命な牽牛(けんぎゅう)と結婚し、二人は夫婦になりました。
ところが、それからというもの織女は、あれほど熱心だった機織りをやめてしまったのです。父の天帝は怒って牽牛を織女から引き離し、銀河のかなたに追放してしまいました。
しかし、悲しみにくれる織女を見かねた帝は、年に一度、七月七日だけ逢うことをゆるしたのです。

以来、牽牛は七月七日が来ると、銀河を渡って織女に逢いに来ました。
その日が雨のため、水が増して銀河を渡れないと、鵲(かささぎ)が群れ集まって翼を広げ、橋となって渡してくれました。織女は琴座の「ベガ」、牽牛は鷲座の「アルタイル」という星で、この二つの星が、年に一度、七月七日の夜に近づくところから、この伝説が生まれました。

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