銀魂小説

□ねぇ?
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「次はいつ帰ってくるアルカ?」



「3日後位?いや・・・・・
わかんねーや結構ヤバい所行くから」



「・・そうアルカ・・・
・・沖田・・」





「何でぃ?」




ーー行かないでーー
「っ・・・・何でもないアル」

私は出かけた言葉をしまった

一回口にしたら何かが壊れてしまいそうだったから



「チャイナ何悲しそうな顔してるんでぃ?俺はアンタの笑った顔が好きなんでさぁ・・・・
だから笑ってくだせぃ」


沖田は優しく笑って私の頭を撫でてくれた



「そうだ!!俺が帰って来たら大事な話があるんでぃ・・・」


「だから・・・その時は俺の話を聞いてくれ・・・・・
・・・・またな・・・神楽」

沖田はそれだけ言うといなくなってしまった









これが私の見た最後の姿だった









沖田の葬式が終わり、みんなは私を残して何処かに行ってしまった



私は動かなくなったサドに歩み寄った





「ねぇ?私の声聞いてるアルカ

・・・サド・・・・

ゴリラもジミーもトッシーも
みんな泣いてたアル


大事な話って何だったアルカ?
まだ聞いてないアル




お前はズルいネ





勝手に死んじゃうなんて




ねぇサド



私サドともっと喧嘩したかったアル




結局決着ついてないままネ



言いたい事が沢山あったネ



サドに好きだって伝えたかったアル」


私の涙がサドの頬に落ちる


「ねぇ?サド
一回しか言わないからよく聞くヨロシ









ありがとう











お前といると本当に楽しかったアル





大好き





だから






またね・・・・総悟・・・・」

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