銀魂小説

□おいかけっこ
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沖田side

今俺の部屋の前には誰かが立っている
人の気配を感じとった俺は目を開いた

さっきから廊下を行ったり来たりしているその誰かはため息をつき勢いよく障子を開けた

「沖田隊長!!
朝です!起きて下さい!!!」

ちっ山崎か
人の安眠を邪魔しやがって

「あと30分寝かせろぃ」

俺は山崎にそう告げるとまた眠りにつこうとした
いつもの山崎なら
「しょうがないなぁ」
とか言って諦めてくれるが今日は違った

「駄目です!
すぐ起きて下さい!!じゃないと俺の首が飛びます!」
そう言った山崎の目は涙目だった

多分クソマヨ方に脅されたのだろう
死ね土方

苛立ちで完全に目が覚めた俺は軍服に着替え朝食を食べに行った



俺は朝食を済ませると
睡眠を邪魔された仕返しとして
土方の部屋にバズーカを3発打ち
サボり・・・・市中見回りに行く事にした

屯所からでて少し歩いた所で
「総悟おぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
という土方の怒鳴り声がしたが無視して俺は歩き続けた



ふと空を見上げると
今にも雨が降りそうな空だった
俺は屯所に傘を取りに行こうか迷ったが今土方に捕まったら面倒な事になりそうなので諦め駄菓子屋に向かった
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