07/20の日記

16:49
ネタの種。〈落乱〉
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 最近落乱熱が滾っております。子供の頃、皆(あれ? 私だけかしら?)一度は惹かれた土井先生が大好きです。
 あ、でも、『世界は異端に微笑む』を読んでくださっている方々はご存知かと思いますが、倉祇は主人公を厳しいところに落としまくるのが好きです(これ言うと変な性癖みたいに見られるかもだけど違いますよー)。まぁ、つまりは逆境が好きなんですよね(^^ゞ。逆境から自分で覚悟を決めて、周りに支えられながら立ちあがっていく主人公。
 なんて言うか、自分が周りに頼りきりの人間なのでそういう、周りに支えられながらも強くなっていく女の子っていうのが好みになっちゃうんですよね。無いものねだりは人間の性〈さが〉、ってやつです。



 今考えているのは、トリップものです。
 トリップして何故か知らないが体が縮んでいる主人公。目の前には村を蹂躙していく落武者達。そこで出逢うのがきり丸で、村から逃げる逃亡劇の途中で二人は義姉弟となる。
 でも子供二人の旅は難しく、片や現代で甘やかされて育った少女と片や世界の『せ』の字も知らない幼児。倒れたところを老夫婦に助けられる。それから色々あって主人公はきり丸を置いて出ていき、更に色々あって忍術学園に入学できることになる。

 入学云々の時に学園長に弱みを握られているため、学級委員長委員会に強制的に就けられて忙しく立ち回る。
 色々とあって、六年になった時にきり丸と学園で再会。

 忍びということでちょこちょこ暗い場面とか血腥い表現とか必要だけど、学園内では穏やかに進む様子が書きたい。なんというか、無自覚熟年夫婦の中在家と主人公のやりとりを妄想しています。

 陽だまりの縁側で背中合わせに座る二人が、何も言わずにお互いの空になった湯呑にお互いが汲んでいく。
 時折合う視線に、この時ばかりはまともに穏やかな微笑みを見せる長次に、言葉なく理解したふうで笑顔を送る主人公。
 ――ただ優しい空気を醸し出す二人の後ろで、長次のまともな笑顔に顔面蒼白になる同級生……。

 っていう……。
 あとはあれか。他の同級生にはかなり厳しいのに、伊作だけには甘い主人公に、何やらぶーたれつつ無自覚で伊作を不運のどん底に落とす小平太と、確信犯で落としまくる作法委員に粛清しつつ馬鹿騒ぎをする皆とか。
 後輩を巻き込んで委員会活動を張り切りすぎる小平太と文次郎に切れて、更には文次郎に突っかかる留三郎も含めて仙蔵と長次をお供に逃げる三人を追いかける。逃げる三人は道のそこかしこで五年生を引っ掛けて、後輩達は絶対に関わってはいけないと見て見ぬふり。……結局、泥だらけになって戻ってくる皆を、戦場になった医務室が迎え入れる感じですかね。そこで皆揃って伊作に怒られる、と。

 後は天女編とか、転生編とか、凄く前から考えていたネタもたくさんありーの。やがては……誰とくっつくんだ、この主人公? ってのですかね。
 あ、この主人公、おつかいで相模の風魔に行ったことがあって、その時に与四郎先輩と相棒関係を築いています。武闘派与四郎に、参謀と長距離攻撃の主人公。座学が微妙な与四郎にスパルタで教え込む主人公……でも、与四郎先輩の方言が難しい(^^ゞ。

 で、それを主人公を逆境に落としながら進むという物語。あー、進まない。
 私の文章って言葉が長くて小難しいから、何だか進まない時は全く進まないんですよね。もうちょっと簡潔に、萌える文章を書けたらいいなと、毎日考えております。



 うわ、今凄い雷が鳴りました。
 では皆様、最近急に暑くなってきましたが体調に気をつけてお過ごしください。
 それでは。

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