辞書
【し】 4件
【霜を履んで堅氷至る (しもをふんでけんぴょういたる)】
物事の現れ方は初めに小さな兆しがあって、それから徐々に大きくなるというたとえ。災いの兆しが少しでも見えたら、やがては大きな災いがやってくるものと思った方がよい。そしてそのための用心を怠るなという事。
出典作品は『世界は異端に微笑む』の旧校舎怪談。ことわざより。
【死んだ子の年を数える (しんだこのとしをかぞえる)】
今更どうしようもない過去のことについて、愚痴を言ったり、後悔したりすることの喩え。
今生きていたら何歳になると、数えてみても始まらない、死んだ子の年齢を数えるの意から。『死児〈しじ〉の齢〈よわい〉を数える』とも言う。
出典作品は『世界は異端に微笑む』の旧校舎怪談。ことわざより。
【真の礼 (しんのれい)】
茶道でも基本中の基本と言われる礼の一種で、他に草〈そう〉の礼・行〈ぎょう〉の礼がある。草は軽く指先が触れる程度に手をつく礼で、行は指の第二関節まで手をつく礼であり、真はしっかりと掌をつく礼である。
管理人の茶道は裏千家が基となっているので、これに準じている。お辞儀での会釈・敬礼・最敬礼にあたる。
【深緑色 (しんりょくしょく)】
その名の通り深い緑色でビリジアン・グリーンとも呼ばれる。暗い緑色である。
出典作品は『世界は異端に微笑む』であり、主人公の学校の制服の色である。立海大附属中学。
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