小さな戦士と私達


□Battle-7 新たなる相棒
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アミ「その時、パンドラの動きにおかしな点がある事に気づいたんです。その結果、2分40秒おきにその乱れがあることを突き止めました。」
宇崎「2分40秒おき…このビルを通るリニアモーターカーの間隔だ。」
『そっか。このビルから遠隔操作されてたんだね。』

そこまでは納得がいく。
だが、4000人も働いているこの会社で何故自分だけだと社長はアミに問いかけた。
その問いに対して、アミは自信ありげな表情で答える。

アミ「スパークブロードを使って開発されているLBXコントロールポッド。その概念をあなたはLBXマガジンのインタビューで語っていましたよね?」
バン「そういえばそんなページもあったような…。」
カズ「でも、あれはまだ開発途中の筈だぜ?」

カズの言葉にアミは頷きながら、未完成の機械を自由に操れるのはあなたしかいないと断言する。
その言葉に、社長はふぅと溜息をつき、ようやくパンドラの所有者だと認めた。

社長「バン君。皆、では、失礼するよ。」

執務の霧野からカードキーを受け取り、社長はTOに戻っていった。
 それから、拓也の計らいにより、ユラ達のLBXをプロの手でメンテナンスしてもらう事になった。
そしてもう一つ驚かせるものがあると呟き、TOの地下フロアに向かう。
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