☆文章おきば☆

□イメージチェンジ?
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真)ねぇねぇ。なるほどくん。


成)なんだい。真宵ちゃん。


真)なるほどくんてさ、どんな感じだったの。ガクセイの時。


成)え。
また突然だね。


真)突然はいつものコトでしょ。
それより、ほらほら!


成)学生の時?うーん、とくにこれといって特徴のない、フツウの学生だったと思うけど・・・。。



真)うええ!そうなの?


成)なんだよ。そのオドロキは。


真)だって、なるほどくん、今はぜんぜんフツウじゃないよ!


成)え。・・・・そうかな。


真)うん!


成)たとえば、どのへんが?


真)ホラ。
法廷で見せるハゲしいツッコミ!・・・とか。



成)それ、褒めてるの?


真)一度見たら忘れられない、キバツな髪型!とか。


成(これは、褒められてないよな。)



真)どんなになっても必ず蘇ってくるシブとさ!・・・・とか!



成)人をゾンビみたいに言うなよ!

大体、それをゆうなら、真宵ちゃんの方こそ変わってるんじゃないかい?


真)うえ。
そう?


成)うん。
(着物に下駄をはいてる女子高生なんて・・・・あんまり見ないぞ。今どき
。)

ぼくのこと言えるの?


真)あ。
それは、ホラ。

なるほどくんを意識してるんだよ。アタシ。


成)え。ぼくを意識?



真)ウン!
だって、いくら主人公とはいえ、一人だけ目立ってたんじゃあ、カワイそうでしょ。なるほどくんが。



成(・・・なんか、同情されてるぞ。ぼく。)


真)やっぱり、そこはほっとくワケにはいかないよね。助手として。

なるほどくんの隣に立つからには、ソレなりの格好をしないとね!


成)・・・・そうなんだ。(汗)


真)そういえば、ミツルギ検事も、そうだと思うよ。


成)え。ミツルギが?


真)うん。
あのギザギザに対抗するには、ヒラヒラしかないっ!・・・みたいな。



成)そ、そうなのか・・・(汗)
いや。でもミツルギは、あいつの趣味なんじゃないかな。
あいつの師匠のカルマ検事だって、似たような格好してたし・・・。。


真)え。そうだっけ?


成)うん。

あ。じゃあじゃあ、あとでヒラヒラだけ付け足したんだね。キット。


成)(どうしても譲りたくないみたいだな。ヒラヒラだけは。)


真)でもでも、最近思うんだよね。アタシ。



)なにを?



真)ほら。今ちまたではやってるじゃない!《いめーじちぇんじ》ってヤツ。


成)(・・・・流行ってるのか。)



真)アタシも、そろそろやっといた方がいいのかなぁ。《いめーじちぇんじ》。



成)ぼくは、べつに真宵ちゃんは今のままでいいと思うけどな。


真)いやいや、アマいよ。なるほどくん!
やっぱりこうゆうのはマメにやらないと。女の子としては。



成)やっぱり、女の子だとそうゆうのが気になるんだね。



真)ウン。
こう見えてもおトシごろだからね。アタシ。

でさ。
さっそくなんだけど、髪型を変えようと思うんだよ。


成)へぇ。
そういえば真宵ちゃん、いつもその髪型だもんね。


真)うん。
で。さ。

なるほどくんに、チョット手伝ってほしいんだよ。



成)手伝い・・・??



真)うん。
なるほどくん、トンカチ持ってる?



成)え。トンカチ?


真)あ。
あと、縄も。


成)な・・・縄?



真)うん。
あたしの里に代々、伝わる、伝統的な髪型何だよ。なるほどくん!


成)ほんとに大丈夫なの?(汗)


真)うん
。あ、とりあえずホラ。ここもっててなるほどくん!

成)え。うん。

真)ほらほらは、ぼざっとしない!

成)ええ。ちょ、ちょっとまってね。


真)もう。そんなことじゃ、今日中に終わらないよ!

成)ええええ!!
一体どれだけすごい髪型なんだよ!



真)ほらほらほら。驚くヒマがあったら手を動かす!ガンバってね!なるほどくん!(にっこり)

成)いや。ぼく。仕事もあるし・・・・
カンベンしてくれ!


なに言ってるの!
助手のいめーじちぇんじは、ベンゴシも手伝わないと!
つべこべ言わずにやったやった!



成)うう・・・・だ。ダレか、助けてくれぇ・・・・。。




☆終わり☆

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