短編
□Let's cooking
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部屋に入って来たのは幼なじみの友達の幼なじみ。
ややこしい?えーと、私の幼なじみのユイの友達の蘭の幼なじみの新一だ。
なんて…新一なんて呼び捨てにはできない…。“工藤くん”とお呼びさせていただいてます。
「く、工藤くん…なんで人ん家に不法侵入して…」
「カギ、開いてたから」
新一は玄関を指差す。
あ、忘れてた!ついつい…
「つかなんだよソレ」
「あ、いや…粗末なモノ」
「ぶっ…!!」
工藤くんがいきなり吹いた。
なんで吹く。
「言い方…」
「言い方…?あ"」
言われて気づいた。なんか私すっごい問題発言しちゃった。うっかりうっかり!男子は女子が問題発言したら吹くよね!うん!
「ごめんごめん!クッキーです」
「そんなデカいもんが!?クッキーって!?」
「…ミスったんです!!粗末なうえにデカいとかごめn「ぶっ…」あ"…」
また問題発言しちゃったよ。
だって健康女子だし?(笑)
「なんか恥ずかしくなった。帰るわ…」
工藤くんはそういって帰ろうとした。
「ま、待って!!」