夢の扉
□第4話
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沖田「千鶴ちゃん、入るよ?」
千鶴「沖田さん?どうぞ」
千絵「憂希!」
憂希「…何だよ」
千絵「大丈夫だった?」
憂希「ん?あぁ大丈夫」
千絵「よかった」
沖田「君は何て名前?」
いきなり千絵は話しかけられた
千絵「あ、えと…矢神千絵です」
沖田「千絵……かわいい名前だね」
千絵「あ…ありがとうございます」
沖田「僕は沖田総司、覚えといてね」
千絵「はい…」
憂希「ねぇ」
沖田「ん?」
憂希「俺と同じくらいの少年と遊びたい」
沖田「平助の事?」
憂希「名前は知らない」
沖田「君達の処遇が決まりしだい遊べるんじゃない?殺されなければね」
憂希「……じゃあ、あんたが遊んでよ」
沖田「いいよ」
憂希「(いいのかよ…)」
千絵「(普通に新選組の人と話してる…)」
沖田「何して遊ぶ?」
憂希「何でもいい」
二人が話していると、怖い顔をした土方さんがやって来た
沖田「あ、土方さん」
土方「何で部屋にいねえんだ」
沖田「気分転換?」
土方「……こいつらをこれからどうするかが決まった」
憂希「……」
土方「広間に来い」