夢の扉

□第3話
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憂希「(こいつはともかくまさか俺がばれるなんてな…鋭すぎだろ…)」

千絵「(私って何で女ってばれるんだろ…上手く男装したと思ったんだけどな…)」

憂希「仕草でわかるだろ」

千絵「(こんな時ばっかり心を読むんだから…)」

千絵はジーっと憂希を見る

憂希「……」

ふぃっとそっぽを向く

土方「…(こいつら何やってんだ…?変わった奴らだな…)」

永倉「で、土方さん…こいつらの部屋はどうするんだ?」

土方「こいつは全員の部屋を日替わりで移動してもらう。順番的に今日は総司の部屋だな」

憂希「(また日替わり…)」

土方「で、お前は十番組の小姓となるわけだから原田の部屋だ」

千絵「え…あ、はい…わかりました」

憂希「ねぇ」

平助「また俺?」

憂希「遊ぼう?」

平助「……しょうがね…遊んでやるよ」

憂希「よっしゃ!んじゃ行くぞ」

平助「どこへだよ」

憂希「来ればわかる」

土方「……屯所の外へはでるなよ」

憂希「多分ですけど」

土方「…平助、遊びながらちゃんと見張ってろ」

平助「りょーかーい」
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