お菓子な島のピーターパン
□sweet.3
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会議室は思ったより広い空間だった、のびのびとしやすそう
「まだ誰も来てないな・・・よしみんなは適当に何処か座ってて!お茶にしよう」
ピーターはそう言った、それからピーターの言葉が聞こえていたかのようにお茶を持った女の子が数名入ってきた
全員肌も綺麗で、ティンカーみたいな妖精の羽をしていた
その内の一人がコトンとカップを置いた、甘い香りがする紅茶だ
少しゆっくり出来る時間が出来た
「やあティンカー!やっと戻って来たって聞いて、大急ぎで飛んできたよ!相変わらず可愛いね」
「ティンクこそ相変わらず男前よ!どう頑張ってもピーターの次に、だけどね」
ティンク?
不思議に首を傾げているとピーターがティンクとティンカーは姉兄なのだと教えてもらった
「初めましてみなさん。俺はティンク=ベルと申します。あなたがたが審査員として選ばれた方ですね」
「えぇ、私はウェンディ=ダーリングこの二人はジョンとマイケルよ」
「あ・・・リリィ=ランドゥです」
それぞれ紹介をするとティンクはお辞儀をした
ティンカーとは似てないような気がするのは気のせいだろうか
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