お菓子な島のピーターパン

□sweet.1
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あるとき。



町を散歩がてらに歩いていると、ふわりと綺麗な光が見えた



思わず目を見張るとそこには小さな少女・・・いやそこまで小さくない普通の女の子がいた



普通・・・ではない



その女の子は綺麗な羽みたいなのを背中に付けていた



もうそれだけでおかしなものだとは思うけれど何故か声をかけなければいけない気がした



(でも・・・おかしいよね。そんな気分になるなんて)


しばらく黙っていると女の子は落ち着かない様子できょろきょろとしている



(もしかして・・・迷子なのかな)



でも声をかけてみようか悩んでいるとしばらく見ていた私に気付いたのかさっきの女の子は振り向いた



「・・・・何よ、あんた」



開口一番に何故そんな辛辣な台詞を言われてしまったのかと少しびっくりしながらも少女のほうを向く



「あ、・・・私は」



びっくりしながらも少女のほうを見るととても綺麗な姿だった



(・・・わあ、可愛い)



可愛いさもあるなんて不思議な人だ



いや・・・人というより・・・何なんだろう・・・よ、よー


「いつまでぼうっとしているの?そんなにじっと見て・・・・何か用があるんでしょう?」



強気な姿勢に口調が自信のあるようなものでますます不思議だと思った



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