ｼﾞｮｰｶｰの国のｱﾘｽ
□story17 優しさに溺れて
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｢頭おかしいは酷いなあ･･･だってそんなに短くなかっただろう?俺達との付き合い｣
｢まあ短くはなかったけど｣
長くもない気もする
｢だから愛着ってのが湧いたんだと思うんだ、そうだから好きだって思ったって不自然ではないだろう?｣
ふーん･･･
だから、私を助けたとでも言いたいのかしら
｢まあ、そうね。でも助けなくたっていいじゃないの｣
｢てめぇ･･･何でそう自分を低評価させるようなこと言うんだよ｣
うるさいわね･･･信じられないのよ好きだとか言われても
｢まあ、また自害しようとしたら俺達が来るから･･･自害出来ないね?｣
｢言わなくったっていいわよ｣
何だこいつらは本当に自害させないようにしてくるというか
｢私はもう行くわよ、妹に会いに行かないといけないしね｣
それに監獄になんかずっといたくないしねと付け足した
だって･･･妹がいるし
そう覗いた隙間から妹が見えた
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