ジョーカーの国のアリス

□story14 また始めから
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帽子屋屋敷に着いた私
ちなみに季節を変えないで着けたのはジョーカーが今回だけおまけしてくれたからである





だけどその時のジョーカーといったら・・・・



「え?大丈夫だよおまけおまけ、嬉しいだろう?ただちょっと後で見返りを貰うだけだから」




おい、見返りってぜんっぜんおまけじゃないわよね・・・?




むすーっとしながら歩いているとやがて帽子屋屋敷の門前に着いて双子達がにこにことお迎えしてくれた




「わあ、エリスにお姉さんだあ」



「いらっしゃい!ゆっくりしてってね」



「ちょっと待ちなさい、そこの双子ども。私はエリスで何でアリスはお姉さんなのよ」



ちょっと聞き捨てならない言葉が聞こえたので私はそう言っていた



「だってエリスお姉さんって言いづらいんだもん・・・ね、特別ってことでいいよね!」



「うん、いいよねエリス?」



言いづらいって・・・・




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