紫雲の蒼写真【第二部】
□夜中の密会
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紫苑Side
『ごちそうさまでした』
一番最初に食べ終えた!
男性陣がおかわりしてたからかなww
一人3杯くらいおかわりしてた気がしたんだけど…
気のせいだよねー…胃袋どうなってるんだろう?
多分成長期なんだよ! Byさゆ
初「そんな少しで足りるのか?」
初代は…確か今3杯目だったと思う。細いのによく食べるなぁww
『私、基本動かない人なので
ハンバーグは絶品だけどお腹いっぱいになっちゃって…』
初「そうか…」
少食なのだな、と言って笑った。
『…!!(笑ったよ!この方!///)』
この台詞で赤面してるのもちょっとおかしいよねww
ってさゆに言われそうだけど、
返り血あびたツナに赤面するさゆの方がおかしい☆
…というかなんで心の中で一人うだうだ言ってんだろ?
何気なくついているテレビを見た。
歌番組だ。知ってる曲がちらほら。
しばらく初代と話してたら(私がテレビ見てる間に食べ終わってた。)
いつの間にか男性陣も食べ終わっていた。
…やっぱりさゆが残ってるww
それからまた初代と話していたらやっとさゆが食べ終わった。
「ごちそうさまでしたー」
やっとさゆが食べ終わった。
…幸せそうな顔だなww
ツ「さゆってほんとゆっくり食べるよなー…」
『…味わってるんじゃない?ww』
「そんな哀れむような目で私を見るなぁっ!!」
ぁ゛ー……いきなり眠くなってきた。
そうか良い子は寝る時間だからか。(ぇ
私は良い子ですから☆←
初代に助けられたときから頭がぐるぐるしてる気がする…
皆の会話は頭に入らずぼーっとしていた
「紫苑?どしたの?」
顔を覗き込まれた。
びっくりするよ?人の顔のドアップってww
『……ん゛ー…』
「ちょっ紫苑!?何?貴女ってアホなの!?
…いやそれは前から知ってたけど…
じゃなくて早く言ってよっ!!!」
……え?いきなり悪口ですか?
しかも本人の目の前で。
“眠いから寝るね”って言おうとしたのに。
すると彼女はどこかに走っていった。
走り方危なーいww
『……ねむ。』
近くで“カシャンッ”って音が聞こえた気がするけど
気にしない気にしない(ぇ
気にしたら負けだわ
ツ「ちょっさゆ危ないだろ!」
「ぁっ…消毒液が……っ!」
ツ「ビンの破片で手切るなよ?」
「……えへへ☆」
ツ「遅かったか…(ため息」
初「…これか?」
「うん!」
ツ「…さゆはもう何も触るなよ?」
「えっでも「触るなよ?(黒笑」……はい(泣」
…気にしなーい気にしない(苦笑
初「紫苑、薬飲めるか?」
目を開けると目の前には初代が。…近いよっ///
『飲…める。』
初「辛いなら私が飲ませて『飲める飲める大丈夫!!
粉じゃなければ!錠剤なら平気です!!!』……粉だが。」
…マジですか…
何これー嫌がらせ?(違う
…苦いのヤダしなー
ジュースに混ぜてもらおうかな
効き目が薄くなるんだっけ?……頭ぐるぐるしてきた。
いや前からだけど。
もういっそ飲まずに寝ちゃおうかな。
うん。そうしよう。
『私「口を開けて?」……。』
…ブラッド・オブ・ボンゴレ。
この方達は読心術が得意だった…!!
プライバシーの侵害だっ!
初「…得意…なのか?」
『えっ…いや…どうだろ?(もういいや…)』
さゆの気持ちが少し分かった気がしたww
私のまわりの人達は使っても黙ってるからな……それもダメか。
初「………………。」
視線が痛いよ。
『…ぁー……んぐっ!??』
※解説しませう←
口を開けた紫苑に無理矢理粉薬を水と一緒に押し込み、
口を閉じさせ、飲み込ませたのだ!!
(あたかも誘拐犯が口を抑える如く…怖かった。(汗)流石T世…) Byさゆ
『〜〜〜っっ!!(泣』
初「…大丈夫か?」
大丈夫じゃないデス…苦いっ…寝よう。←
泣けてきた
初「……もう休んだ方がいい。」
『はい、もう早く寝ようと思っ…Σぁぅっ!?』
変な声出た!!!!…じゃなくて!
…ナニこの状況。
お姫様抱っこだよ☆ Byさゆ
『初代降ろ「ジョットでもいいぞ?…もう寝ていろ」…//』
微笑んだっ!///(またかww
…熱が上がりそう。
明日は出かけるって言ってたのに。
そのまま紫苑は意識を手放して深い眠りについた。
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