二次創作小説・・・ぽいものへの挑戦

□ウワサの努力をあげる?!  (ギャグです!!ほのぼの努洋)
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『兄さん!!!大変ですよ!!!』

「やかましいな、友情・・・」

駆け込んできた友情マンの風圧で、読んでいた競馬新聞を破かれた勝利マン。
不機嫌そのものの兄だが、もう一人の兄も負けていない。

「友達たちがいっせいに教えてきたんです!!お前の弟が・・・
努力が、ど変態になってる、って!!!」
『あ?・・なんだと〜?!!!』


散々なめにあい、もう疲れ果てた努力マン。
体力的には正直、まだまだ余裕はある。だが、問題は心の方だった。

「はあぁ。こんなに出ない言葉だなんて・・・。
それにしても、ヒーロー仲間からの信頼を私は完璧に失ってしまったのではないだろうか・・・」

ガクッ、と肩をおとす彼の前・・・足元に。
いつの間にか勝利クンが現れ、心配そうに努力マンを見上げていた。
ぼ〜っと彼を見ていた努力マン。疲れの残った顔で、半分ふざけているように、
今日何十っ回口にしたか分からない問いかけをしようとして。

「おい、勝利クンにせまるならまず俺を通してからにしろ」

前方からの声に、はじかれた様に顔をあげる。

「俺は勝利クンの保護者だからな」

「勝利兄さん・・・」


その横から、友情マンが何とも言えない表情を作り、顔を出す。

「あんまり、私の友人を減らさないでくれよ?」

二人の兄に囲まれ、うつむく弟。

「さて。説明してもらおうか」

「私が説明しようかな?」


切りだした長男に答えたのは、天才マンだった。
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