hit企画+リク小説置き場

□Ich bin in Sie verliebt
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アニメ版スケダンの「占い師をやっつけろ」の派生です

占いというものは、本気にすればするほど、当たっているような気がしてくる
それこそ、いわくありげな謎のブレスレットが売れたりする


「やっぱり、騙されてるよ!」
「貴女には大先生の教えが分からないようね…」
『大体、占いと言うのは何か色々と言っておけば、どれかは当たるものだ』
「ホンマや!もう、止めとき!」

あのオカルト研究部のユウキ嬢があのヤンキーの総元締めのようなおばさん占い師に騙されていた
それを許すまじ!と、紆余曲折の末、講演会に潜り込むことができた

「あんたは、不幸な星の元に生まれたんだねぇ…」

延々と佑子の過去を暴いていく
しかし、相手の顔は驚きから怒りへと染まっていくのにはさすがの占い師のババァも気が付かなかったようだ

「違う!」
「な、何がだよ!」
「そう言う事。なんで、私の弟のオーラを見て、私の過去が出てくるわけ?」
「ぐッ…!」
「だってさ、私たち二卵性なわけだから、見分けやすいよね?」

佑子と椿は見た目は似ているが、男女で生まれたため、一卵性ではない
それゆえ、本当にオーラで見分けるなら、容易い事だろう
そこからは、芋ずる式に悪事がばれ、元信者たちにボッコボコにされてしまったようだ
しかし、意外な事に生徒会もそれに協力してくれたのだ


「安形、榛葉さん達、ありがとう」
「いえいえ。そんなに労力ではありませんでしたし」
「S、K、N(そうだ、気に病むことは、無い)」
「ありがとうございます。じゃ、私は帰りますね」
「おい、佑子」
「安形…(逃げそこなったぁ…)」

彼は、佑子の恋人である
スキンシップが過剰な…
一歩間違えれば、セクハラである

「俺と、帰ろうぜ?」
「う、うん」

そう言うと、安形は佑子と肩を並べ、スタスタと帰っていった

「今日は、ありがとう?」
「何で疑問形なんだよ。俺は、お前のためにやってんだから、別に礼なんていいんだよ」
「ホント、臆面もなくなんでそんなこと言えんのよ…ボソッ」
「かっかっか、俺がこれくらいの方が、丁度いいだろ?お前が好きとか言うの聞いたことねぇし」
「う…そ、そんな事ないでしょ。一回くらいは」
「ねぇな。言われた記憶ねぇし」
「ぐッ…(そんな目で見ないでぇ…)す、すすすす…」
「ん?(にやにや)」
「好きッ!これでいい?!」

肩で息をしながら、真っ赤になってきれている佑子
そう言われた瞬間、自分の弟に言った「恋人なんてまだ早い」というセリフは、正しかったんだなぁ…と思う安形であった

end

サーヤちゃんは、弟設定でした
えー、椿君やそのほかのキャラが色々と空気でごめんなさい><
しかも、安形出てきたの短っ!
で、でも!一応、甘くなったかなぁ?
という事で、すみません><

双子が一卵性二卵性の件は、うろ覚えなので、間違っていればすみません><

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