SKET DANCE

□ホントは?
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前回、彼に二人は夫婦かと突っ込まれていたが、実はその話には続きがあった

「よー藤崎。なんだそいつ?」
「先輩!やっぱり付き合ってるんですよね?」
「だーかーら、違うって言ってんじゃん!」
「嘘です!僕はそう思います!」

何やら揉めているようだ、状況的に藤崎が謎の生徒に言い寄られているようにしか見えない
実際はそうなのだが、今はヒメオとの関係についての話である

「ちょっと近いって!スイッチと生徒会長に見られたらヤバいよ?」
「何でですか?!今はそんなこと関係ないです!」
「なんだ?俺に何か用か?なぁ?藤崎」
「ひッ!逃げて、早く!」
「え、あ、はい?」

ボス子が手を引き、彼は連れて行かれた
生徒会長、というか安形の狩猟本能に火がついた
怖い男である
逃げてーボス子ー、そんな声が聞えてきそうであった

「はぁ…早く帰って!今すぐ!」
「は?は、はい?」

ボス子の必死さに訳が分からないような風だったが、何とか帰ってもらえた
しかし、その後ろには安形がいた

「何で逃げたんだ?」
「や、だって…安形、絶対怒るじゃん」
「怒んねぇよ。お前に傷一つつけるわけねえだろ?相手には地獄を見てもらうけどな?」
「絶対ダメだからね?会長さん?」

ぐはぁ…安形の脳にはこの擬音が鳴り響いた
そして、不幸は重なるものである

『ボス子、アイツのデーターをそろえたんだが、ばら撒いてもいいか?』
「スイッチ、ダメ。お願い、ね?」
『ぐッ…分かった』

ある意味女王様のようなものなのかもしれない
まぁベタ惚れな二人限定かもしれないが…

「ふぅ…ヒメオ!さっきのあれ、ゴメンね?私のせいで…」
「ええって、気にすんな。俺は結構おもろかったで?」
「ありがと。今日はもう活動終了でいいよね?」
「おう、もう電気とかも消してきたしな」

と言う訳で、本日の部活は終了したのだが…
何故か、ボス子と安形、スイッチは屋上にいた
ボス子は何故か二人に詰め寄られていたが…

「離してくれる?」
「それは無理だな。あいつ、誰だ?」
『ボス子、いい加減に言え。あいつとはどんな関係なんだ』
「クスッ何にもないよ?まぁ告られてるだけ?」
「はぁ…楽しんでやがるな…」
『そう言う事なら、別にいいが』
「そう言う事。分かった?じゃ、帰ろうよ」
「『はい』」

だって、一人を選ぶなんて面白くないじゃん
今はこの二人がいればいいけどね♪

end

ボス子ちゃん悪い子になってる(笑)
えー、結論は女王様だったという事です
あはは、結論になってねぇ(笑)

気が向けばまたこの話を続けるかもしれません

ボッスン女の子versionの名前、良いのがあったらいつでも教えてください!
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