hit企画+リク小説置き場

□愛して恋して!?
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「りん!おはよう!」
「ん〜…クロ?おはよ〜」
「りん?りんってこんなにやわらかったっけ?」
「柔らかい?」
「うん!むね?のあたりかな?」
「…ぎゃぁぁぁぁああああああああ」

チーン、そんな音とともに燐の口から魂が抜けた…




数十分後…
「りん?だいじょうぶか?」
「お、おぅ…きっとこれは夢なんだ、もう一回寝る」
「そうか?」

そういって布団へ潜り込もうとしたら…

「兄さん、どうしたの!?」

最も会いたくない人物が現れた…
まぁ、何にもないと言っても聞かないだろうが…

「なんでもねぇ、なんでもねぇから」
「兄さん、僕がそんな単純なことに引っかかるわけがないでしょ。ほら、さっさと白状する」
「いやいや、白状って…俺は、犯罪者か!」
「そんなことはどうでもいいから」

そういって、布団をベラッと捲る…

「にゃぁぁぁぁあああああ」
「うるさいよ、兄さん…キーン」
「おいッ!布団返せ!」
「そんな事より、はい」

前回貰った制服を取り出す雪男

「なぜ持っている…」
「りん!おれをむしするな!」
「兄さん、何かクロが言ってるよ?」
「クロ。ちょっと出ててもらえるか?」
「?うん?」

シュタッと床に見事に着地し、スタスタとドアから出て行った

「まず、遅刻するからそれ着て」
「やっぱり、しえみの仕業か…」
「うーん…今は何とも言えないな」

曖昧な言い方だが、しえみが関わっていることはまず間違いないだろう

「よし!これで完璧」
「さ、お弁当を持って行こうか?」
「そうだな。じゃ、クロ」
「もうおわったのか?」
「ごめんな?もう大丈夫だから」
「ひとつ言い忘れたけど…兄さん、これからいろいろ面倒だから、燐って呼ぶよ?」
「雪…それやめ…」
「なんで?そっちの方が可愛いでしょ?」

真っ赤な顔の燐に迫る雪男

「燐、行こうか?」
「ひゃぅ…」

ニヤリと微笑む(?)雪男
冗談は程々に(冗談?)学校へ向かった…



兄さんもとい燐を他人の目に晒すなんて言語道断、と言うわけで後ろに隠しての登校…

「奥村く〜ん、今日も朝からかわえぇな〜」
「おはようさん」
「おはようございます」

志摩、勝呂、子猫丸の順に挨拶をしてきた

「おはようございます、皆さん遅刻しますよ?」
「若先生、なんで奥村君後ろにいるんです?」
「諸事情で…」
「お前…またか…」
「うっ…そうなんだよ勝呂〜」

ムニュ、勝呂に抱き着く燐
なにしろしえみ級の胸なので…
しがみついた拍子に、勝呂に押し付ける形となるのは自然の摂理…

「は、離せ!お、俺殺されてまうやろ!」
「は?誰に?」

そういって振り向くと…
鬼の形相で銃を構える雪男と錫杖を折らんばかりの志摩…

「勝呂君?僕をからかってるのですか?」
「坊、流石にそれはやりすぎちゃいます?」
「何この理不尽?!」

まったくもって勝呂は悪くないのだが、頭がおかしげふん…少し(?)頭に血が上っていらっしゃる二人には通じそうにもない…

「あー、やっぱ勝呂の事好きだわ」
「「「は?」」」
「いや、勝呂の事が好きだって…」

爆弾投下…燐以外の3人が固まって動かない
勝呂は真っ赤に、雪男と志摩は真っ白に…

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カリロさまリクエスト作品
遅くなって申し訳ありません゚(゚´Д`゚)゚
最近体調不良気味でして…
本当にごめんなさ〜い゚(゚´Д`゚)゚
こんなものでどうでしょうか?
書き直し等がございましたらいつでもどうぞ
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