狩人物語
□忍ぶ狩人
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おいでませハンター試験
「ステーキ定食二人前焼き加減は弱火でじっくり」
とうとう来てしまった、これ原作のあのシーンだよね、、、
今の今までここが漫画の世界だって事を忘れてたよ。
「アオイ?どうしたの、ぼーっとしてネムイの?」
「う、、、ん、ちょっとネムイかな」
取りあえず誤魔化すとヒソカは、、、
「遠足前の小学生みたいなかんじ?カワイイなぁアオイは」
、、、こいつ、最近何でもデレに持って行きたがるなぁ
ぽふぽふと頭を撫でられつつエレベーターの中でステーキを食べていると、、、
−ぴるるるるるるる−
私の携帯が鳴った
「ん、カイトにぃか珍しい、、、」
「誰?」
「私の兄弟子的ポジションに居る人だよ。ちなみに苦労人」
「ふぅーんあ、早く出なきゃ」
「あぁそうだな」
ぴっ
カイトにぃの電話に出たはずなんだ、私は。なのに、、、
『はい、アオイで、、『やっと繋がったァァァァ!!』んぁ?』
この声は、、、
マダオ(ジン)だ
すかさず罵倒を開始する
『なんでてめぇが出てんだよこのマダオが』
『おい、アオイ!お前今何処に居るんだ!』
聞いてねぇなコイツ
取りあえずさっさと切っちゃおう
『言うわきゃねーだろまぁ言った所で私との縁は切ってあるし、会えねーだろーけどな。あ、もう着いた。じゃ、ばいびー( ̄∀ ̄)』
『え、ちょっ、まっ(ぶちぃっ、、、ツーツーツー)』
返事も聞かずにぶっちぎる
おゃ、もう着いたみたいだ。
エレベーターが止まってる
「さぁヒソカ、行こうか」
「うわぁ、スッゴい良い笑顔」
ヒソカの笑顔は何故か固い
「気にする無いよ〜♪」
世の中には知らない方が良い事が沢山あるってことだよってヒソカに言ったらなんか引きつった顔してたけど、どうかしたのかな?(笑)
まぁとりあえず原作なんて忘れた忘れた!
私は今を楽しむだけさね!
とにかく今はハンター試験だ!
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