ZELDA.

blue rainy
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外はバケツをひっくり返したかのような雨が降っている。



『ねぇリンク、すごい雨だね』


「そうだね」


『今日のデートは??』


「中止だよね」


『うわああぁぁああん!!』




雨のばかとかてるてる坊主の嘘つきとか言って騒いでる絵里。


いや、可愛い事言ってるんだけどさ。
俺の家でそんなに嘆かれても。




「じゃあ俺、寝ようかな」



『えっ!?何言ってるの!?』



「久しぶりの休みだし、眠いんだよ」



『うそっ!!ちょっ、寝ないで!!』



信じられないって顔をしてる絵里をよそに、ベッドに向かった。




「あー眠い…」



布団をかぶるなり、ニヤニヤしてしまう自分。



今の、きっと泣きそうな顔してそう。


あ〜、ツボになる。
もっといじめたくなっちゃう、って…。


かぶさった布団の隙間から、絵里の顔を窺う。



『リンクー…、ホントに寝ちゃうの…??』




うわ…か、可愛い…


眉を下げて口をへの字にしている。
可愛すぎるだろ……!!





「…こないの??」


俺はつい、こんな上から目線。
いつからこんなにS野郎になったんだか…。



『………いく』




な…、この可愛さ……!!



俺を萌え殺す気か!?//





『デートできなかったけど、こんなのもいいね』



「じゃあその代わりに子作りする??」



『だまれ』



ごめんなさい、と焦って言い足した後にぎゅっと抱きしめる。






blue rainy

(ん〜あったかいね)
(……限界//)













あとがき


なんか…微妙な結末(-_-)?
本当申し訳ありませんでした!

ちゃんとしたオチを作れるようになりたいです(・.・)汗



2012.03.16 美紗




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