ZELDA.

君に、溺れる
1ページ/1ページ




『あ〜、今日も疲れた…』




気がつけば辺りは真っ暗。
空には丸い月がキラキラしている。




『早く帰りたい…絵里…』




愛しの君の名前を呼ぶと少しだけ元気が出るが、もの足りない感じがする。




エポナに乗り、まっすぐ絵里の元へ帰る。



『絵里、ただいま〜』




「リンクっ!!おかえり

今日もお疲れさま」




笑顔で迎えてくれる君が、いつも以上に可愛くて抱きしめた。





『絵里〜…』



「どうしたの??疲れた??」



『…好きって言って??』



「何??ホントに、どうしたの??」




ちょっと薄ら笑いで言うけど、今の俺は本気だ。




『……お願い、絵里』




「…好き


……好きだよ??」




『うん…俺も、大好き』





強く、強く、抱きしめる。




「ちょっ…苦しいよ、リンク…」



『いいじゃん…充電しなきゃ、俺死んじゃう』



「死ぬって……大げさっ」



『うるさいー!!これで明日も頑張れるんだよっ』




俺を回復できるのは君しかいない。
だから、絶対離してやんないから




『よしっ充電完了!!』



「それならよかった、明日も頑張ってね!!」



『うん、ありがとね…絵里』





どうやら俺は絵里にベタ惚れのようだ。
それはきっと、ずっと、これからも…。





君に、溺れる



(絵里、一緒に寝ようよ)
(…今日のリンク、甘えんぼだねー)





[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ