ZELDA.

キミだけを"愛してる"
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「そうだよっシャッドくんってとっても面白い人だね!!」



『え…??』



「初めて会ったけど、人見知りの私でもすごく沢山話せたし

シャッドくん、頭良さそうに見えて面白くて……!!」




最後まで言い終わる前に私の唇をリンクが奪う。




強引なキス。
まるで、怒りをぶつけてきたような…




「ふぁっ…リ…ンク…いきなり…な…」



『絵里、俺よりシャッドの方が好きになった??』


「は…!?何で…そうなるの!?そんな訳ないじゃない」


『嘘吐け、どうせシャッドにドキドキしたんじゃないの??』




あまりにもいつもののリンクと違って涙がこぼれた。




「どして…そんなこと…言うの??
私が…っ好きなのは…リンクだけだよ!!」



泣きながらそう言うとリンクは強く抱きしめてきた。




『ごめん!!泣かすつもりはなかった…』


「リンク……」


『ただ、俺が勝手に…なんていうか…その…』



真っ赤になりながらゴモゴモ言うリンクが可愛くて、ちょっとだけ意地悪したくなった。



「リンクのばか!!
ちゃんと言ってくれなきゃもう知らないっ」



リンクは眉を八の字にした。
ふふ、さっきまであんなに怖かったのに幼く見える。



勘弁したかのようにリンクの口が開く。



『……ただのヤキモチ//言わせないでよ!!


俺ばっかり絵里のこと好きすぎて悔しいしっ』



ドキンっと心臓が跳ねた。
そんなの…


「私だって、リンクと同じこと思ってるよ」


『絵里…』



リンクと見つめ合う

そして甘い甘いキス。
今度は優しくて、じわじわと唇から全身が熱くなっていく。




「リンク…愛してるよ」



『俺も、愛してる…

俺以外の男なんて見ないでよ』



「…!!はい//」



キミだけを"愛してる"


ずっとあなたしか見れないよ。





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