ZELDA.

ちゅっとして
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男の子って好きな子とちゅーやらなんやらしたいと思うはず。

だって女の子だってそう思うもんっきっと!!



なのに…私の彼氏、リンクはそういうの苦手そう…

キスなんて程遠いよなぁ…。






「絵里、どうしたの??ボーっとして」


「えっあっごめん!!何でもないよっ」


そうだった。
今リンクとハイラル城下町のテルマさんの所に行く途中なんだ。




あ〜あ、
キスしようなんてたったの5文字、でもなかなか喉が開こうとしない


しかも恥ずかしいし…//




「絵里??さっきからなんか変だよ??」


「へっ!?」


私ったら態度に出しちゃってたのかなー…


「なんか考え事??」


「えっいやっ…えっと…」

あんな変態みたいなこと言えないよーっ

恥ずかしさに耐えられなくてリンクの服をつまんだ。


もうこの話は忘れてー!!
…なんて心の中で叫んでみたり…




「??言ってくれなきゃわからないって」



うっこれって…正直に言うべき??
でもでもそれで幻滅されて別れるなんてなったらどうしよう!!



「なに??」


優しいけどちょっぴりきつい口調で聞かれて私は観念した。





「リンクと…キっキスがしたいって…考えてました…」


自分の顔が赤くなるのがわかった。
リンクの顔もどんどん赤くなってきてた。


「あの…リン…っ!!」


喋ろうとした私の唇に彼の唇が塞いだ。


「…んっ…はぁっ…」



すぐに終わったけど…なんかすごく柔らかくてリンクとの距離が0だった…//




「リンク…急にどうしたの…??」


「ごめん、絵里が可愛すぎるから…つい//」




ちゅっとして

(絵里って意外とそんなこと考えてたんだね、かわいい)
(…っ//)


 

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