Digimon.

Sweet kiss
1ページ/1ページ




『あのさー俺、絵里とキスしてぇ』




突然、彼氏・大輔の発言に私は飲んでいたジュースを詰まらせた。



『大丈夫かぁ??』


「ゴホッ…はッ……いきなり…何言ってんのよ…!!」


『だって無理チューしたら絵里、怒るでしょ??』


「そっそんなの当たり前じゃない!!」


『だーかーらー


一応許可取ろうと思って言ったわけ』


「許可って…!!」



何言ってんだ、この人は…




『絵里は俺とキス、したくない??』




そんな直球に聞かれても…


別にしたくないとかって訳でもない。
…だけど、そんなの恥ずかしいじゃん!!



私の顔はどんどん赤くなってきて…




『絵里…顔真っ赤、



ね??キスしよーよ』



大輔は私に近づいて耳元で囁く。
それだけで私の心臓は破裂寸前…



「っ…」

恥ずかしくてコクンと頷いた。ドキドキしすぎてうまく言葉が出ない…




『やばい…

絵里、かわいすぎる』



そう言われて頭の中までドキドキしたようになって…





『絵里…』



気づいたらとろけるようなキス。





「ふっ…くるし……もうむり…」


長い間キスされてそう言って拒むと、




『まだ、だめ…』



今度は深い深いキスをされて、頭がクラクラする…



「ふっ…だい…す…けぇ…」


私の口内に大輔の舌が入ってきた
逃げる私の舌を大輔が追いかける。




『はぁっ…絵里…

…好きだよ』



「わ…たしも…好き…!!」




そして唇が愛おしく銀糸で絡まれながら離れた。






「大輔っ…キス激しすぎる…!!」


『何言ってんだよ、感じてたくせに』


「なっ…!!ばかっ!!」



まぁでも…イヤじゃなかったけどね…




Sweet kiss
甘い甘いキスを、
これからもあなたと。



(絵里っ!!もっかいキスしよ)
(えっ!?きゃあっ//)

 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ