最遊記小説

□とある店で
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店を見た悟空は嬉しそうに目を輝かせた


「なぁ、なぁ、八戒。飯食おうぜ、飯!」

「まずは宿をとってからにしましょうか、悟空」


八戒がにこやかにそう言うと悟空は「飯、飯♪」と機嫌良さそうに歌い出した


「煩ぇぞ、馬鹿猿…」


三蔵が眉間に皺を寄せて悟空に言ったが、悟空はまったく聞いていなかった

頭を抱えて溜息を吐いた


「ま、三蔵様。怒らないで」


それを見ていた悟浄が煽る様にそう言った



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