最遊記小説

□絶対無理
1ページ/10ページ



俺がじっと見ていると三蔵は読んでいた新聞を畳み、机の上に置いた

そして咥えていた煙草を灰皿に押し付けて俺を睨みつけた


「殺すぞ」

「俺何もしてねぇじゃん」

「見るな」

「綺麗なんだから見てても良いじゃねぇかよ」

「…チッ」


三蔵は舌打ちをしてそっぽを向いた

俺達は旅の途中に寄った街の宿に泊まっている

部屋が二部屋しかないと言う事と俺と悟空は煩い、八戒が悟空の面倒を見ると言う事で俺と三蔵が割り当てられた



.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ