咎狗の血小説
□良い夫婦?
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右腕が…痛い
身体が軋む
ベッドで鎖で繋がれて何時間経ったんだろうか…
窓の外を見ると日が沈み掛けていた
暫くすると廊下から誰かが歩いている音が聞こえた
その音は徐々に大きくなって、俺が居る部屋の前で止まった
足音は誰のものかは分かっている
ギイッと錆びている扉が開かれた
「随分と暴れたな…」
「…シキ」
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