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□狂気の連鎖
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運がいいことに、始まってすぐに

ジャッカルと合流できた

丸「ジャッカルー!会いたかったぜぃ」

ジャ「俺も会いたかったぜ

………ってオイ、泣くなよ;」

丸「泣いてなんかねーしっ!

………グスン」



必死に泣くのをこらえていると、ジャッカルが
優しく頭をなでてくれた


いつもだったら
「子ども扱いすんな!」
と言ってやるところだけど、今はそんな気になれない



ジャッカルに会えた喜びで一瞬忘れかけたが

オレたちのいる場所は学校でも、テニスコートでもない



―――戦場だ

いつ殺されても
いつ傷つけられてもおかしくない



ジャ「ほら、とりあえず移動するぞ」

丸「お、おう;」



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