Perfect Serenity
□7th
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ルドルフ商会side―――
赤「観月!どうなったんだ」
通信魔法を終えたばかりの観月に、赤澤は尋ねた
観「落ち着きなさい。全員集めましょう。
話はそれからです」
赤「ああ。わかった」
そう言うと部屋を出て行った
数分後―――
裕「なんか進展あったんすか?」
金「まさか事態は悪化したとかありませんよね?」
部屋に入ってくるなり質問攻めにしてくる後輩たちを
まぁまぁと落ち着かせ、前髪をクルクルと弄ぶ
観「はっきり言いますと、状況はかなり悪いですね
しかし、僕たちにも出来ることはあります」
観月はそう断言した
さらに観月は続ける
観「これからは全学校を3つに分けて行動します
まぁ探索チーム・調査チーム・殺伐チームといったところでしょう
詳しいことはこれからみなさんを分けて、そのチームの人に説明します
ここまでは大丈夫ですか?」
観月はいったん言葉を切ると、みんなが頷くのを確認した
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