Gift novel
□ﾊﾝ罪ｼｬ
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好き、なんです。
彼が好きで好きで堪らないんです。
彼を思う度に胸が苦しくなって、
彼を見る度に甘酸っぱい気持ちになって、
彼と会話出来ただけでその日は幸せな気分。
最初は見てるだけでした。
最初は、目で追うだけでした。
だけど、苦しくなって。
私は彼を知ってるのに、
彼は私を知らなくて。
当たり前だけど、
当たり前なのに、
それが嫌になったんですよね。
彼にも私という存在を見て欲しくて、
彼にも私という存在を愛して欲しくて、
毎日毎日、
彼を見て、
私という存在を主張して、
彼しか考えていないのに、
彼は私以外のことばかり考えてる。
苦しくて苦しくて、
辛くて、辛くて。
彼に見て欲しいのに、
彼は見てくれなくて。
だったらいっそ、
彼の大切なモノを壊して私がそこに座ればいいって思ったんですよ。
だけど、無理でした。
彼の大切なモノは私の大切なモノでもあるから、
私には壊せませんでした。
だから逆に、
彼の嫌いなモノを壊そうって考えたんです！！
そしたら、彼は喜んでくれるでしょう？
私を見てくれるでしょう？
私を認識してくれるでしょう？
だから、殺したんです。
彼と私以外のクラスメイト。
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ
喜んでくれたかなぁ？
ねぇ、刑事さん。
聞いたことあるんです、
刑事さんと彼は知り合いだって。
彼に感想聞く前に捕まったから、
感想聞けないんです。
だから、彼に聞いてくれません？
「嬉しい？」って！
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