サラシモノ

□序章
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橙色の髪が印象的だと思う――実際、街を歩くと奇異の眼で見られるし――外見の私。
名前は、諦小包(タイサ・コヅツミ)

この度、狼男の探偵――因幡洋の助手になった。
今日は初出勤で、初対面のヒト――客引きのお兄さんだった――からでも浮かれているのが分かるほどに

「げらっ! どんなヒトなんだろ? 楽しみだな☆」
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