book1-inazuma-

□いつか乗り越えられる
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「風…風介…風介!」
「晴…矢…」
「どうした?うなされてたぞ。」


晴矢に言われて、自分が夢を見ていたことに気付いた。
涙を流していたことも。


「晴矢…晴矢は私が…必要…?」




『要らない』




その言葉は私にとって、一番辛い。
1人は嫌。
1人は、怖い。
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