銀魂
□商社・真選組6
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「俺、今日も九ちゃんの大学行くんで、昼休みは別行動にしやしょう。」
「総悟、てめぇも学習しないやつだな!
仕事中なんだからそんなこと許せるわけねぇだろうが!
嫁の大学に行くなら俺も行くからな。
俺と嫁の大学いくか、俺と二人でどっかでメシ食うか、どっちか選べ!」
「どうせあんたと居なきゃなんねぇなら、もちろん九ちゃんとこ行くに決まってまさァ。」
総悟の言葉に内心ガッツポーズをして、でもそんな感情は顔には出さずに土方は
「っつたく、どんだけ嫁好きなんだてめぇは。」
と言っていた。
土方は今日も総悟を連れて外回りをしていた。
外回りは大事な仕事のうちのひとつだからその為にしているわけではないが、昼休みに九兵衛の大学近くにいけるように計算してスケジュールを組んだのも事実だ。
そうすれば前のように九兵衛と一緒に食事をすることが出来るかもしれないと思ったからだ。