黒子のバスケ

□そばにいる理由
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その日の昼休み、食堂に友達と向う途中でさつきは青峰に捕まり
「次の数学、出席番号的にオレ当たるんだけど、宿題やってねーんだわ。
緑間に教えろって言ったけど自分でやれ、バカめとか言われてさぁ。
お前教えろ。」
と言われ、仕方なくさつきは青峰のクラスで青峰に宿題を教えていた。
教室内には人がいなく、青峰とさつきの二人きりだ。


「早く終わらせてよね、お昼食べられなくなっちゃうよ!」
「うるせーな、ならお前が早く答え教えろ!」
「もう!!
答え教えたら何の意味もないでしょ?!」

怒るさつきに青峰は肩をすくめ、教えられた公式を使って問題を解いていく青峰にさつきは聞いていた。

「大ちゃん、もし、女の子に告白されたらどうする?」
「普通に胸がでかくて可愛ければ付き合う。」

青峰の答えにまた、胸が痛くなる。
さつきはさっきと同じように胸に手を当てた。

「付き合うんだ…」
青峰の言った事を繰り返してみたら、もっと胸が痛くなった。
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