黒子のバスケ

彼は彼女を甘やかす
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秀徳高校1年・高尾和成。
座右の銘・人生楽しんだもん勝ち。
好きな食べ物、キムチ。
趣味・トレーディングカード。
特技・バク転。
抜群の視野の広さを誇る、鷹の目を持つ。
そんな彼が最近楽しくて仕方ないこと、それは厳しい先輩No.1の宮地清志を観察することだ。


宮地清志にはつい最近、恋人ができた。
ドルオタだった宮地清志はアイドル以外に興味がないと思っていた高尾は、宮地に彼女ができたと聞いて驚いたが、その相手の名前を知ったときに彼女ならなんとなく宮地が惹かれるのも分かる気がした。

桐皇学園高校1年・桃井さつき。
キセキの世代のマネージャーで、キセキの世代のエースでもある青峰大輝の幼なじみで宮地清志の彼女。
昨今のアイドルブームにより、今やアイドルグループはたくさんあるけれど、彼女の容姿ならそのようなグループにいても飛び抜けて目立っているだろうと思われる。
スタイルもいいし。

敵に回せばやっかいなことこの上ない女の子だけれど、試合を離れれば高尾だって彼女を可愛いと思う。
だから宮地清志の彼女が桃井さつきだと知ってほんの少しだけ残念な気持ちもあったけど、すぐにそんな気持ちは吹き飛んだ。


なぜなら、宮地のさつきに対する甘さは普段の宮地清志を知っている高尾にとって、おかしくて仕方ないものだからだ。

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