黒子のバスケ

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WCで誠凛が優勝したことで、キセキの世代は変わった。

青峰自身も、バスケをもう一度楽しいと思えるようになった。
そんな青峰を、さつきはいつも嬉しそうに見ていた。

春休みにキセキの世代でストバスをすることになった時はもちろんさつきも呼んで、全員でさつきと黒子に謝った。
自分達は傲慢だったし、不誠実だった。
バスケに関わる全てのモノに対して。
そうやって二人を傷つけたことに対して謝った。

それから黒子とさつきだけは自分達と違って、自分なりのバスケを誠実に続けていた。
傲慢で不誠実な自分達を諦めないでいてくれた。
その事に対しての感謝も告げた。

さつきも黒子も嬉しそうに笑っていて、そしてそのさつきの笑顔を青峰は可愛いと素直に思った。

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