銀魂

□忘れじの…
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ここ最近、夜になるとひとりで出かけていた高杉が、気を失った女を抱き上げて連れ帰ってきた時は、大体のことには動じない万斉も驚いた。
万斉以上に動揺している武市変平太が
「高杉さん!
それは柳生家時期当主・柳生九兵衛じゃないですか!
眼帯、男として育てられた実は美少女なんて萌えの極致ですよ!」
と叫んだので、さらにびっくりした。
「そんな女をここに連れてきてどうするつもりでござる?
人質にして幕府や柳生家になにか要求するつもりでござるか?」
ようやく万斉が発した言葉に
「気に入ったからそばに置くことにした。」
高杉は妖しげな笑みを浮かべてそのまま彼女を自分の私室に連れて行ってしまった。
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