黒子のバスケ
□My Little Girl
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それから10年。
さつきは高校一年生になった。
美しく成長していくさつきを心配した赤司と緑間と黄瀬が、さつきの中学進学時に
「私立の中高大一貫の女子校に入れるべきだ、女子高ならさつきに悪い虫はつかない」
と主張したが、そんな学校は家から通える範囲になかった。
青峰は
「別に悪い虫がついたってオレが追い払う」
と言い、紫原も
「悪い虫はオレが捻り潰すしー」
と言い、二人は公立でいいじゃん、家から近いしと主張した。
最終的に黒子が、
「中高大一貫の学校に進学させるのは賛成です。
高校・大学と二回も受験をするより、中学受験一回で済ませて受験にかかるはずだった時間を、やりたいことにかける方がいいと思いますから。
公立より通学には時間がかかりますが、家から通える範囲に帝光学院があるでしょう、男女共学ですが。
あそこに通わせるのがいいんじゃないでしょうか?」
と言い、児童教育に関わってる黒子が言うならそうしようということで、さつきは中学受験に見事突破して帝光学院の今は高等部に通っている。