稲妻11
□Ａ NecessarY
2ﾍﾟｰｼﾞ/2ﾍﾟｰｼﾞ
あ〜あ…、
なんでこんなことになったんだろう
あーっもう！オレのばかばかばか!!!
あの時ちゃんと話しを聞いていれば…
゜｡*゜｡*゜。*゜｡
「そういえば、あいつらに会うの久しぶりだな」
「え、あいつらって？」
「ったく、忘れたのか？一之瀬と土門だ」
「あーっ！そういえば帰ってくるんだった！」
「帰って来ると言っても一時的だがな」
「それでも嬉しいじゃないか！あ〜そっかあ会えるのか〜」
「嬉しそうだな」
「なんだ？豪炎寺は嬉しくないのか？｣
「いや、嬉しいが…」
「だっろ〜？へへっ一之瀬と土門に会える〜また一緒にサッカーできるぜ！」
「…ｯ」
「どうした？豪炎寺」
「…そうか」
「え？」
「円堂は俺より一之瀬と土門とサッカーする方が楽しいんだな?そんなに会えるのが嬉しいか!?」
「ご、豪炎寺…?」
「…もういい」
「え、おいっ！豪炎寺！」
゜｡*゜｡*゜。*゜｡
「あーあーあーっ!!!」
「………」
「もう、ホントにどうしたらいいんだよ…豪炎寺がいなかったらオレ…」
「いなかったら?」
「いなかったらオレ…って豪炎寺?!一体いつからそこに…」
「叫び声が聞こえたからな」
「叫び声？…あ」
「それに、円堂は俺がいないと寂しくて死んでしまうらしいからな」
「なっ、そんなこと言ってな…｣
「でも、そう思ってるんだろ？」
「う…ま、まぁ…ってなんだよ！そんなに見るな!!!｣
「…まぁ、今日は円堂の本音が聞けたからこのくらいで勘弁してやるか」
「今日、は？」
「ああ。…明日は覚悟しとけよ?」
「な…っ」
や、やっぱり豪炎寺
怒ってる…。
END.