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□レポートを書こう!
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「ドラコ、私は今からレポートを終わらすことにするよ」
いつもは未提出で先生に怒られるまではやらないのだが、今回はテーマがテーマなのだ。絶対にやってみせる!本を読んでいるドラコは特に驚きもせず、本から目線を外さずに珍しいなと言った。
「よーっしやるぞー!」
気合を入れていざ開始!
―数十分後
「できたっ!」
「早くないか?」
この脅威の速さには驚いたようで本から目線を外した。
「今回はすっごく書きやすかったよ!ほら、見てみて」
羊皮紙をドラコに差し出した。
「ドラコの生体について」
本日ドラコはいつも通りスリザリンの自室で6時に起床しました。昨夜寝たのは12時頃。よくこんな早くから起きることができるのかと不思議でたまりません。私はもっと寝ていたかったのですが、ドラコのストーカー代表としてしっかりしないといけないので私も早起きしました。それから…(以下略)
「おいなんだこのレポートは」
「大傑作だと思わない?」
「思わない。それに何だストーカー代表って…!」
「ええと、それは企業秘密!」
ドラコは小さく溜め息をついて羊皮紙を机の上に置いた。
「僕についてのレポートを書いたって突き返されるだけだぞ」
「だってレポートのテーマが魔法界の生き物についてだもん!大丈夫大丈夫!」
彼女はそう言って楽しそうにレポートを提出しに行った。
<レポートを書こう!>
(何だねこのレポートは)
(何で貴方様が持って…!?)
(たまたま拾ったのだ)( 再 提 出 )
(鬼!)
■反省会
最後が本気で久しぶりドラコ。
迷子でした久しぶりで←
お粗末さまでした。