Series/mix-b

□意気軒昂
1ページ/1ページ







「よし、今日も頑張るぞー!」



自分で自分の頬をぱちんと叩きやる気を奮い立たせた。普段は全く勉強しない私がこんなに一生懸命に勉強をするのには訳がある。大好きな雪ちゃんが、100点取ったらちゅーの約束をのんでくれたからである!きっと雪ちゃんは私の真の実力を知らないのだろう、はっはっは!その気になれば100点なんで朝飯前さ!



「あの、これからちょっと時間、ないかな?」



女子寮に突然現れたしえみ。私はしえみが大好きだからほいほい着いて行きたいのだが…



「しえみ…!くっ雪ちゃんの差し金か!そんな罠には嵌まらないからね!雪ちゃんによろしく!」
しえみにはたくさん謝って、テスト終わったらねと言っておいた。全く雪ちゃんが考えそうな作戦だよ!私の手はもう100点を取るために必死で動く。脳みそもいつもの1000倍は働いている。絶対100点取って負けましたって言わせるんだ!あれ何か主旨変わってないか?まあいいや!明日のテストが楽しみだ!






意気軒昂
(55点だと…!?)(公式が間違ってるね)
(やっちまったああああ!)(キスはお預けだね)










■反省会
雪男くん最後しかでてない!
公式間違えて覚えたのはこの私←
お粗末さまでした。



_


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ