レブル長編
□第1章『最初の出会い』
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「いやーーーっ、可愛かったなあの子。」
少女と別れたあと、レッドはえらくご機嫌で歩いていた、その上手持ちの主力3匹、『ピカ(ピカチュウ)』『ニョロ(ニョロボン)』『フッシー(フシギソウ)』をボールから出し、少女に強いトレーナーと誉められたのを話していた。……もっともピカ達3匹は主人であるレッドにたいして女の子に弱すぎと若干ジト目だったが…気にせずレッドは先ほど軽く少女と話した会話を聞かせた
「聞けば、オレと同い年なんだってさ。」
「あんなに大人っぽくて、キチンと自分で働いているなんてエライよな。」
そう言っていると目の前の草むらからガサガサと音がして、ポケモンが飛び出してきた
「うおっ!きたな!」
「そうだ!アイテムをためすチャンス!」
「いけっ、ピカ!『マックスアップ』だ!」
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タマムシシティポケモンセンター
レッドはダメージを受けたピカを受付のお姉さんに預けた
「(まさか、アイテム全部インチキ商品だったとは)」
ピカにアイテムを着けて野生のポケモンさせたが、何にも効果はないし、逆に重さで動けなくなり、やられてしまった、その後他の手持ちで倒し、目的地であるタマムシシティのポケモンセンターにやってきたのだ
ピカの回復の間、センターの中にあるパソコンをつけ、テレビ電話機能で、ポケモン学の権威であり、レッドにポケモン図鑑とフシギタネを託した、オーキド博士のパソコンに繋いだ
「おお、レッド!元気…じゃなさそうだな。どうした?」
テレビ電話ごしでも、落ち込んでいる様子がわかるのだから、相当たなとレッドは思いつつ
「ハァ…、いえ別に。(騙されてインチキアイテム売り付けられたなんて言えっか。)」と答えた
「なーんじゃ、元気ださんか。」