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□俺はおめぇを手放せない
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蛇「手当てなんて、させねーよ。無駄口たたいてる暇あったら俺のでも舐めてろっつーの」


自身を名無しさんの目の前に出すと、ぎこちなくくわえ、舐め始めた。

舌が自身を這う感覚に、快感が走る。


……でも。


蛇「下手くそ…」



意地悪、したくなっちまう。


名無しさんの頭をガッシリと掴み、激しく腰を振った。


苦しみに歪む名無しさんの顔を見る度、出しちまいそうな程、興奮する。


蛇「はっ…。くっ、飲めよっ……」



名無しさんの口内に、出すと名無しさんが一段と苦しそうな顔をした。


この顔、たまんねぇな。



蛇「全部吸い出して飲めよ?」



俺の命令通り、丁寧に汁を吸い出し、全て飲み干した名無しさん。

余程苦しかったのか、肩で息をしている。


『……蛇、骨っ。お願い……睡骨のとこ、行かせてっ。痛くて、死んじゃうよっ………』



確かに。

俺の目から見ても、名無しさんの身体から流れる血は、量を増してる。


本当は、手当て行かせてやんねぇと駄目だって、分かってる。


けど…………。
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