Fancy

思い付き。
ネタやら、なんやら。続かない倉庫。
◆下の続き 

悪夢だった、それは。甘ったるい臭いに気付いたのは、既にマチとフェイタン以外が術中に捕われた後で。他ならない、クロロですら、囚われた後だった。

「だめだよぉっ、クロロは。ひめのなんだからぁ。」

「‥…あぁ。」

彼の首に腕を回し、その醜い顔を、クロロの耳元に近付け

「クロロ、次の的だけど、どうも今一でね、こっちに任せて貰って良いかい。」

寸でで開いた戸音に其方を見やれば書類をもったマチがいて。視線で礼を言う。
途中、醜い顔を更に歪めた女を見ぬ様にして。

あれは呪咀だ。
クロロを蝕んでいく。
どうにかしなければ、けれど、強引にやれば、クロロも巻き添えになってしまう。

「殺ル!」

部屋を出たフェイタンが壁を叩き、罅が入った塀。

「」

2012/01/02(Mon) 13:08

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