Fancy

思い付き。
ネタやら、なんやら。続かない倉庫。
◆契り 

優姫(V騎士)に成り代わり。連載主とは違うよ。

2012/12/01(Sat) 14:13  コメント(0)

◆no title 

長州、吉田栄太郎成り代わり。性別不明。滅茶苦茶勘違い。場合によっては衆道に見えるのでご注意。


▽土方side

はらり、はらり。
桜が舞う季節。
視界に入るのは、散った桜の花弁。
その一端に写った草履に、ふと、笑う。
見なくても分かる。紅の番笠を肩に流し乍、此方を見る玲瓏たる姿をもった掛け替えの無い存在、逃げを打とうとする自らに嗤う。もっとも、身体はもはや機能しちゃくれねぇが。

「あぁ…、久しぶり。」

「吉田…手前が迎えとはな。」

鬼の副長が、長州の奴と友人、いや…長州の枢に懸想していたなどあいつらが知ったら、どう思うだろうか。何故だか滑稽な話に思えてくる。

「随分と、やられた、ね。」


「しゃあねぇだろうが…」

つ、と頬を伝う手にぴくりと、身体が脈打った感じがする、可笑しな話だ。あれだけの銃弾を食らって既に痛覚すらもないというのに。食らってなくても、あれの副作用で、もう永くはなかったのに、奴のする事だけは然りと感じれた。

「…ねぇ、」

「…‥‥」

「君はさ、結局、鬼にはなりきれなかった。」

甘いよ、なんて言われたら、ぐぅ、の音もでない。
それでも、ずっと望んでた。

「だから、まだ、成し得なきゃいけないことがある。」

「は?」

「笑えるね、あれだけ憎んでいた奴のに、さ。」

ぐ、と肩を掴まれ押される。視界が地から天へと変わり、同時に写る、何も変わってない傾城の貌、

「土方、俺はお前が嫌いだ。だから、来て貰っちゃこまるんだよ。」

「ば、ばか待て!」

無性に嫌な予感がした。俺は、と続けて紡ごうとした声は、唇が触れた感触で遮られる。遠退く意識。いや、違う、意識が浮上しているのだ。

「待て、」

「土方、礼を言うよ」

生きろ。音もなく、紡がれた言葉に目を見開くのを最後に、視界は途切れた。
あいつの悲痛を堪えた表情を、最後に。




※夢主生きてます。

2012/01/05(Thu) 13:54  コメント(0)

◆下の続き 

悪夢だった、それは。甘ったるい臭いに気付いたのは、既にマチとフェイタン以外が術中に捕われた後で。他ならない、クロロですら、囚われた後だった。

「だめだよぉっ、クロロは。ひめのなんだからぁ。」

「‥…あぁ。」

彼の首に腕を回し、その醜い顔を、クロロの耳元に近付け

「クロロ、次の的だけど、どうも今一でね、こっちに任せて貰って良いかい。」

寸でで開いた戸音に其方を見やれば書類をもったマチがいて。視線で礼を言う。
途中、醜い顔を更に歪めた女を見ぬ様にして。

あれは呪咀だ。
クロロを蝕んでいく。
どうにかしなければ、けれど、強引にやれば、クロロも巻き添えになってしまう。

「殺ル!」

部屋を出たフェイタンが壁を叩き、罅が入った塀。

「」

2012/01/02(Mon) 13:08  コメント(0)

◆明けましておめでとうございます。 



ハンター×2。勘違いで、クロロ成り代わり主。幻影旅団の長。高額賞金首。
連載とは別主人公。
他逆ハー主存在。







甘い甘い薫りだった。
彼女を見たのはどこでだったか。
確か、小さな里だったと思う、明瞭風靡な場所で小さな子と戯れていた時だ、ふと薫った花の香りに振り向いた先、自分は彼女に魅せられた。


「…‥」

「クロロッ!」

「シズ、ク…?」

ぱちりと、開いた視界。
映ったのは天井と、今にも泣きそうな彼女に、ぎょ、と目を見開く。

え、ちょ、「何が、」起こって‥ってか、シズク成長し過ぎじゃないか!?

「全く、漸く目を醒ましたのかい。心配させるんじゃないよ。‥ま、流石は団長って所かね。」

「当たり前ネ、あんな奴ら団長、一緒する、ナイヨ。」

どこか聞き覚えの有る声に、寝台から上体を起こして…ちょ、マチにしろ、フェイタンにしろ、何でそんなに、つか、え、二人とも、幾分か成長してない?つか、してるよね!?うちいつまで寝てた!?

「ノブナガ(や)フィンクスは(成長してるの)?」

「想像の通りさ。団長も、だったけど。」

「‥…(は)?」

「ざっと10年だよ。悪夢だった。」

え、ぇぇえっ!?ちょ、ごめん!ごめんなさい!寝すぎ寝すぎだよね!ニート以上の問題児じゃん!

「心配した。」

2012/01/01(Sun) 21:11  コメント(0)

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