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□好奇心
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黒の太陽 銀の月
グレイ×タキ
――――
「なぁ、血って美味いわけ?」



夕飯の支度をしていたらいきなりグレイが入って来てて

血が飲みたいだのどうのいうから
何かに気になってしまっての質問だった

「…はぁ?」



「いや、俺ら普通の人間にはただの不味い液体なのに
お前には美味しいご馳走だろ?
だからお前にはどんな味になるのかと思って」


ただの好奇心…

「そうだなぁ、甘ぁいジュースみたいなものだよ
私達にとってね」


「ふぅん、そうなるんだ…て、うわぁ!!」


とんっ

いきなり抱きついてきたグレイに体制を崩した俺は後ろにすっころびそうになった


「おまっ、危ないだろ離せ!!」


「質問に答えたんだ、代価に君の血でも貰えないかと思って」

「はぁ?!やらねぇよ!!どけよ」


「えぇ〜ケチ…じゃぁ、これだけでいいよ」


そう言ってグレイが…


「へ?!…うわぁ!!」

首筋に吸い付いてきた…


「おまっ!お前なぁ!!!何しやがる!」

やばい…絶対顔真っ赤だ

「あはは、ご馳走様。
この位で真っ赤になるなんて甘いなぁ」

そう言いながらグレイは何処かに消えて行った…
あの野郎…

覚えとけよ…



このあとラズに首筋の虫刺されあとを指摘されるのはまた別の話

忌々しい虫なことで!!


END

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